
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第28章 奇跡を信じてみるよ
「妹尾君…」
時間が経つにつれて、俺の表情がどんどん重く暗くなってる事はオーナーだけじゃない、他のスタッフにも伝わっているかもしれない。
14時…
15時…
16時…
こんな時間になっても予約の電話がなかったら、もう入らないのはわかっている。
駄目だった。
ようやくスタイリストになれた時は嬉しくてたまらなかったけれど、レベルアップを目前にして達成感できなかった悔しさがこれほどだなんて思わなかったくらいだ。
「………」
仕方ない。
自分の実力を自分で認めるのも大事な事だ。
いつまでも落ち込んでて、せっかくのふたりの誕生日が台無しになってしまったら意味がないし。
「………よしっ」
気持ちを切り替え、俺は背筋を伸ばした。
今夜はひながごちそうを作ってくれるって言ってたもんな。
俺はなんにも成長できなかったけど、ひなとの大切な時間は楽しく過ごすぞ!
時間が経つにつれて、俺の表情がどんどん重く暗くなってる事はオーナーだけじゃない、他のスタッフにも伝わっているかもしれない。
14時…
15時…
16時…
こんな時間になっても予約の電話がなかったら、もう入らないのはわかっている。
駄目だった。
ようやくスタイリストになれた時は嬉しくてたまらなかったけれど、レベルアップを目前にして達成感できなかった悔しさがこれほどだなんて思わなかったくらいだ。
「………」
仕方ない。
自分の実力を自分で認めるのも大事な事だ。
いつまでも落ち込んでて、せっかくのふたりの誕生日が台無しになってしまったら意味がないし。
「………よしっ」
気持ちを切り替え、俺は背筋を伸ばした。
今夜はひながごちそうを作ってくれるって言ってたもんな。
俺はなんにも成長できなかったけど、ひなとの大切な時間は楽しく過ごすぞ!
