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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第29章 今日は最高の誕生日だよ!

「あれ、この箱は大きさ違う。
何だろう…」

紙袋の一番底にあった箱を開けてみると、それは同じお店で買ったもののようだけど、下着ではなかった。
と言うか―――


「それはね、妊婦帯って名前だったかな。
お腹を守る為と祈りを込めた腹巻きだね」

「あぁ、なるほどー!」


慎吾くんは私にひざまずくと、お腹に耳を当てるようにそっと抱きしめてくれた。


「早く産まれて来ないかなぁ。
俺、これを買った時めちゃめちゃ楽しみでたまらなくなったよ」

「慎吾くん…」


そうだ!
私も、慎吾くんに早く見せたいものがあったんだった。


「ねっ、慎吾くん。私のバッグ取ってくれる?
慎吾くんにステキな大ニュースがあるんだよ」

「えーっ、なになに?」

私は受け取ったバッグから今日のエコー写真と、市役所からもらったふたつの母子手帳をテーブルに広げた。

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