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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第31章 とうとう噂のアレが来ちゃいました…!

「俺がやるから、ひなは座ってて」

そう言われダイニングの椅子に腰掛けていると、慎吾くんは冷えたハンバーグをチンしたり、ご飯をよそったり食べる準備をしてくれた。

お箸を並べてお茶もつぐと、あったまったハンバーグがテーブルに置かれる。


スンスン
さすがに焼き立てのような強いニオイはもうしないから、吐き気は催して来ない。
これくらいなら…


「はい、ひなには大根おろしとポン酢だよ。
これならさっぱりして食べやすいんじゃない?」

「わぁ」

思わぬ気遣いに、また涙腺が緩みそうになってしまった。
確かに、私が用意したデミソースよりも食べやすいかもしれないーっ


「ありがとう、慎吾くんっ」

「俺はひなが作ってくれたソースで食べちゃうね!
よし、全部揃ったし、いただきまーす!」

「うんっ、いただきますっ」


慎吾くんが用意してくれたおろしポン酢のおかげで、この半分しか食べられないと思っていたハンバーグは全部食べる事ができた。

不思議だね。
慎吾くんはホント、私の事を何でも助けてくれるんだよ。

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