
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第32章 いよいよ俺の産婦人科デビューだよー!
「妹尾さん。
妹尾 雛子さん」
「あっ、はーい!
慎吾くんっ」
「おおっ
いよいよだな!」
たいして待つ事もなくうちの順番が来た!
ひなと手を繋ぐと、すっかり緊張マックスで診察室に入る。
「あら、今日は旦那さんも一緒ですか?
丁度いいですね。今回から経腹エコーで診ていきますね」
「は、はいっ」
先生や看護師さんに促され、ひなは体重を計ったり、専用の台の上でお腹を出して腹囲のサイズも測られたり、それから診察台に横たわるとお腹にジェルを塗られた。
おお…何かスゴイな。ひなは毎回それを一人で来てやってたのかと思ったら胸が切なくなってきた。
今後健診には、毎回俺もついて行こう。
ひなが緊張するって言ってたのは、俺が思ってるものとはまた違うものだったんだなぁ。
「妹尾さん、体調は問題ないですか?」
「あ、えっと。
つわりが始まっちゃって!」
「無理に食べれなくても大丈夫ですよ。でも水分は、摂れるようにして下さいね。
それじゃあ、超音波をあてていきますね」
「はい」
「あ、頭がもう見えましたね。
こっちにはもう一人、また前回より大きく成長してますよ」
わっわっ
や、やばー!!ΣΣΣΣ
