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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第33章 俺が悪役ってどういう事!?

ベンチでかき氷を平らげると、そのまま日蔭に沿って海辺を歩いた。
気温は高くても、潮風が気持ちよくて暑さも苦に感じない。


「慎吾くん、お昼どうしよっか」

「そうだ、道の駅もあるんなら、そこでご当地グルメ的なものがないかな。
見てみようよ」

「うん、そうだね!」


一緒に建物の中に入ると、お昼ご飯になるようなものを探した。
ここの食堂で食べてもいいし、弁当的なものを買って食べてもいいけどなぁ。

……と、店の中をグルグルとまわっていた時だ。


「慎吾…?
えっ、超偶然じゃんよ!」

「え?
あっ、小野!?」


弁当売り場に差し掛かり、同時に手を伸ばすヤツがいたから顔を見合わせたら、それは知らない人じゃなかった。

早朝に来たメールで目を覚ましたのだが、まだそのメールも後から返信しなきゃと思っていた相手、小野本人だったのだ。


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