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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第33章 俺が悪役ってどういう事!?

「あ、て事は、この嫁さんがあのめちゃ美味唐揚げ作ってくれたってわけね!
いいなぁ慎吾は。毎日あんな美味い飯作ってもらえる人がいてさ」

「唐揚げって…あぁ、オードブルの事!?
美味しく食べてくれたみたいで、何よりですっ
ありがとうございまーす!」


藤村の時もそうだったけど、ひなは小野もあのオードブルを食べたうちの一人と分かった途端にパッと表情がほころんだ。
あの店のおかずの話になると、めっちゃ人が変わったようにスイッチ入ったりするんだよねー。

それくらい、ひなはあの仕事が大好きなんだろうなぁ。


「じゃあさ、また作ってもらえます?
慎吾も、メール見たよな。またみんなで集まってオードブルつまもうぜ!
そんでその後…な?」

ん?
その後、何なんだ?

「わっ、ありがとうございますーっ
内容は前とおんなじ感じでいいですか?」

「そうッスね!
てか、唐揚げ増やしてくれてもいいかなぁ」

「はーい、かしこまりましたぁ!
ええと、日時とかはまた店舗にお電話頂けたら」

「りょーかいッス!
じゃあな、慎吾。夫婦水入らず邪魔して悪かったな。
また連絡するよ!」

「あ、あぁ!」

弁当を手に取った小野は、そのまま俺たちに手を振って向こうに行ってしまった。
またオードブル囲って駄弁るはいいし、ひなもすっかり仕事モードで話してたけど。

え、その後って何の話なんだろうな。
まぁまた連絡するって言ってたし、その時でいいか…。






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