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『そこでだ。
せっかく勤務時間を変えたひな坊なんだが、この週末まででええから、儂の代わりにまたラストまで出てもらえんかのぉ。
シフトの調整はひな坊の都合に合わせてええし、無理な日は儂も出るようにするから――』

「大丈夫ですよ！
お店は私が何とかします！
久保店長は、お母さんとの時間を大切にしてして下さい！」


ずっとお世話になってた久保店長なんだ。
こんな時こそ、私なんかで役に立てるなら是非とも使って欲しいよ！
今の私なら、久保店長の代行くらいやってみせますからねーっ！


『じゃがひな坊、体調の方はどうだ？
飯はちゃんと食えてるか？』

「久保店長！
私の事より、今はお母さまの心配をして下さい！
私はちゃんと食べれてますから！」


もちろん以前よりかは食べれてないけど、そこは工夫したり水分だけでもと対策は取っている。
今は少々食べれてなくても大丈夫だって産婦人科の先生も言ってたし、慎吾くんもいっぱいフォローしてくれてるから問題ないもん！


『そうか…。
ならひな坊、お前に甘えさせてもらうぞ』

「はいっ
こんな時だからこそですよ！」