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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第35章 ふたりきりの気まずい時間が…!!

「おっ、遅いじゃねーか慎吾!」

「お疲れちゃーん!
慎吾、待ってたぞー」

奥に入ると小野だけじゃない他のふたりも来ていて、どうやら俺で全員揃ったみたいだ。


「慎吾、今日はお前の為にも、また慎吾の嫁さんとこのオードブル買ってきたぞ!
唐揚げを多めに入れといてもらったから、感謝しろよなー」

「あ、あぁ、いま藤村から聞いたよ。
そうらしいな」

なんて言いながら、この話はもう前から聞いてるものだ。
ってのをバレないように、小野もわざと言ってんだよな。


「盆子原クンも来たし、じゃあ食べよっか。
あたしコーラ持ってくるね」

「さすが藤村!
用意がいい!
……………………」


冷蔵庫までコーラを取りに行った藤村を見届けると、小野がすかさず俺の方に向き直り声を潜めた。


「慎吾〜、メールの返事が来ないからビビったぞ!
今日ドタキャンされたら、俺の作戦とオードブル代が台無しだからなーっ」

「オードブル代もってw」

思いっきり下心丸出しだな!
っていうか、これはやっぱり悪役演じないと帰らせてもらえないヤツかなぁ。

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