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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第35章 ふたりきりの気まずい時間が…!!

そんな俺の思いなど知る由もないみんなと過ごす時間は1時間2時間とどんどん経っていき、2皿あったオードブルも空っぽになった。

21時だ。ひなの仕事が終わった頃だな。
本来なら、今日もひなの迎えに行ってる予定だったんだけどな…。


「慎吾、なに時計ばっか見てんだよ!
今日は時間気にせず、しっかり遊んで帰れって慎吾の嫁さんから言われてるからな?」

「小野〜」

「あんま早く帰らせると、俺がお前の嫁さんに怒られるだろ?」

「〜〜〜っ」


「あ、ごめん。
オレは明日も仕事だから、そろそろ帰るわ」

「えっ!!」

その時、まるで何かの合図でもあったように、友達のひとりが急にそんな事を言ってきた。


「あー、ボクも仕事だから、そろそろおいとまかな」

「何ぃ!
でも仕事ならしょーがないよな!
じゃあ後は、俺と慎吾と藤村でやるかな!」

「――――――――――っ」


そうだ。
俺たちが3人になるように、先にふたりが帰るように話を合わせてるって言ってたっけ。

って事は、いよいよ計画が実行される時が来たのか……っ

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