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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第35章 ふたりきりの気まずい時間が…!!

「じゃーな!
気をつけて帰れよ!」

「おう!
またな慎吾、藤村」
「またやろーぜ」

「あ、あぁ…」
「うん、お疲れー」

そそくさと、そしてまるで「上手くやれよ」と言われたかのような目線を送りながら帰って行ったふたり。

更に、それに続き――――


「あー、俺もトイレ行ってくるかなぁ。
ちょーっと長くなるかもしれねーけど、お前ら変な事すんなよ?w」

「馬鹿!!
何言ってんだよっ!」

「冗談だよ。
藤村、トイレ借りるな」

「うん。
そこまっすぐ行って左ね」


――予め言ってたように、小野も続いて部屋から出て行った。


そうすると部屋には小野の作戦通り、俺と藤村のふたりになった。


「……………っ」

ドックン ドックン…
心臓が、緊張して大きく鳴り響いてくる。


「…………………」

「………っ ………っ」

藤村も意識しているのか、さっきまでみんなと自然に会話していたのに、途端に無口だ。

俺は今から、藤村にちょっかいかけりゃいいんだよな?
んで、そこに小野が助けに入ってきて……


「…………っっ」

あーもう!
わかっていた事だけどさ、でもこれどーすりゃいいんだよーっ!!

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