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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第35章 ふたりきりの気まずい時間が…!!

「………………っ」


どうしようどうしようっ
何も言えないまま、時間ばっかり過ぎていく!

小野は本当にトイレに行ってんのかな。
それとも、すぐソコで俺たちの様子を伺ってるとか?

計画したのは小野なんだから、俺のセリフも用意しといてくれたらよかったぞーっ!!



「………盆子原クン、大丈夫なの?」

「えっ、ぁ、な 何がっ!?」

そんな地獄のような静寂の中、それを初めに破ったのは藤村だった。


「遅くまで遊んでたらダメじゃない?
小野クンはああ言ってたけど、奥さん寂しがると思うな」

「あー…まぁ、な」

「やっぱりね。
盆子原クンも奥さんも、お互いラブラブだもんね。羨ましいなぁ」


そう言って、微妙な顔を見せた藤村に少しだけ罪悪感を感じた。

藤村は俺に好意を寄せていたわけだし、なんなら2回も告られたわけだ。
なのにそんな藤村を、俺は今から口説くような真似を……?

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