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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第35章 ふたりきりの気まずい時間が…!!

「藤村、ちょっと待っててくれな!」

「え?
なになに、盆子原クン?」

「えーと、トイレ借りる!」


俺は部屋を出ると、小野のいるトイレへと向かった。


「うわっ」
「おっと」

すると案の定、小野はトイレに入ってるわけではなく俺と藤村の会話が聞こえる辺りで待機していたみたいで、廊下で鉢合わせた。


「慎吾!
お前、いつになったら藤村にちょっかいかけるんだよ。
つーか、2人で俺の悪口か?」

「馬鹿、悪口なんか言ってないだろ!
てゆーか、藤村に聞こえないようにこっちこっち!」


俺は小野と部屋から遠ざかると、小さい声で話を続けた。


「それよりさ、小野は明日は仕事?」

「俺は今から夜勤だから、明日は明けだ。
それが何なんだよ」

「よっしゃ!
じゃあ明日は、昼前とか大丈夫なんだな!?」

「まぁ、一応大丈夫だけどさ。
何があるんだよ」


よし!
藤村は医療事務だから、日曜日は仕事が休みなのは知っている。
それで小野が大丈夫なら、後は俺は次第だー!!


「小野、明日は藤村とデートさせてやるよ!
その代わり、その前に来てもらいたい所があるんだけどな」

「はー?」

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