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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第36章 過去一怖かったけど、まさかのそんな繋がりが!?

誰も助けてくれないのがわかっているからか、恐怖感でいっぱいになってしまった私はまな板の鯉になっていた。

でも車にだけは乗っちゃダメだ。
あんなヤツ(お客さん)の車に乗ったら、明日には新聞のトップに――――…



「盆子原クン?
……あれ? 車じゃないのか」

「はっ」

すぐ近くの家のドアが開いたかと思うと、藤村さんがキョロキョロと外を見回していた。

よかった!
そこが藤村さんの家だ!

探していた家を見つける事ができたのも良かったけれど、今はそれよりも、丁度出てきた藤村さんに助けてもらえると思った。

藤村さんとは友だちではないけど、何回か産婦人科で顔を合わせているわけだから、全くの他人でもない。

いきなり家にやってきて、かくまって!って言ったらビックリされるかもしれないけど、今だけはそんな事を気にしてる場合じゃないもんねー!!

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