テキストサイズ

毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第36章 過去一怖かったけど、まさかのそんな繋がりが!?

「お兄ちゃん!」

「へ………?」


思いがけない言葉を発した藤村さんに、私は頭が理解できないまま振り返り、その視線の先を見た。

すると藤村さんの家の側にある駐車場に車を停めたアイツ(お客さん)は、車から出ると2つのレジ袋を提げながらこっちに向かっていた。


「わわっ、こっち来た!」

「あのな、なんで自分の家に帰るのに、赤の他人であるあんたにそこまで言われなきゃなんないの?」

「え、自分の、家……?」

私と藤村さんの横を通り過ぎると、アイツ(お客さん)はそのまま家の中へと入っていった。


「お帰り、お兄ちゃん」

「あぁ」


………え、お兄ちゃん…?
自分の家って………

おふたりは、ご兄妹だったんですかーーー!?ΣΣΣ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ