
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第36章 過去一怖かったけど、まさかのそんな繋がりが!?
――それから
「はい、小野さん。
これ、お店に忘れてましたよ」
「あっ、俺の財布!」
気持ちも落ち着いた所で、改めて私は本来の目的を果たした。
「すみません、持ち主を特定する為に少し中を拝見させてもらいました」
「全然いいっスよ!
むしろ、助かりましたー!」
「うわ、小野クンってば良い財布持ってるー」
食事会は丁度終わったところらしくて、他のお友だちはもう帰ったらしい。
慎吾くんも帰るところだったらしいので、このまま私は慎吾くんの車に乗せてもらえそうだ。
「わざわざありがとうございました、慎吾の嫁さん!
…それと、またな慎吾」
「おう!
あ、そうだ藤村、明日って空いてる?」
車に乗ると、運転席の窓を開けた慎吾くんは小野さんと藤村さんに声をかけた。
「え、別に用事はないけど…。
なに? 盆子原クン」
「オッケー!
なら後でまた連絡するよ。
じゃ、小野も、明日な!」
「あぁ…」
私もペコリ頭を下げると、ふたりに見送られながら車は自宅へと向かった。
お友だちと楽しい時間を過ごせたのが、慎吾くんの顔から見えるよ。
ニコニコ何だかいつもより良い顔してる気がするからね。
「はい、小野さん。
これ、お店に忘れてましたよ」
「あっ、俺の財布!」
気持ちも落ち着いた所で、改めて私は本来の目的を果たした。
「すみません、持ち主を特定する為に少し中を拝見させてもらいました」
「全然いいっスよ!
むしろ、助かりましたー!」
「うわ、小野クンってば良い財布持ってるー」
食事会は丁度終わったところらしくて、他のお友だちはもう帰ったらしい。
慎吾くんも帰るところだったらしいので、このまま私は慎吾くんの車に乗せてもらえそうだ。
「わざわざありがとうございました、慎吾の嫁さん!
…それと、またな慎吾」
「おう!
あ、そうだ藤村、明日って空いてる?」
車に乗ると、運転席の窓を開けた慎吾くんは小野さんと藤村さんに声をかけた。
「え、別に用事はないけど…。
なに? 盆子原クン」
「オッケー!
なら後でまた連絡するよ。
じゃ、小野も、明日な!」
「あぁ…」
私もペコリ頭を下げると、ふたりに見送られながら車は自宅へと向かった。
お友だちと楽しい時間を過ごせたのが、慎吾くんの顔から見えるよ。
ニコニコ何だかいつもより良い顔してる気がするからね。
