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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第38章 愛のキューピッドになれたみたいだよー

――――そして10時

「はい、いらっしゃいませー!
…って、待ってたぞ、小野!」

「慎吾〜っ」

開店から忙しい午前中の日曜日なのだが、約束させた時間ぴったりに小野はやって来た。


「何で俺が美容院に来なきゃなんねーんだよ!
こういうのは、女が来る所だろー!?」

「何言ってんだよ。美容室は、今や男子でも利用する時代だぞ!
それを今日は、俺が教えてやろうと思ってな」

「はあ〜?」

案の定まだ全然納得していない様子の小野だが、俺にはもうプランは出来上がっている。

昨日の時に藤村の話を聞いて、なるほどって思ったんだ。
それなら小野の良い所、俺が出してやらなきゃな!


「今日は俺の勝手で来てもらったからな。代金は、出来た後の小野の満足度で決めてくれたらいいよ」

「あのなぁ、俺が女みたいに髪を整えたところで、満足度も何もないっての」

「はいはい、まぁとにかくあちらへどーぞー!」

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