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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第38章 愛のキューピッドになれたみたいだよー

やれ「男が美容院に〜」とか、「髪を整えたところで〜」なんて言ってた小野だったが。

その2時間半後―――――…


「なっ、なんじゃこりゃーーーっ」

目の前の鏡を見た小野は、信じられないというような顔をして自分の顔を凝視している。

それもそうだろうな。
高校の時から全くヘアスタイルは同じっていうか、全く手入れのしないヤツだったんだ。それが、おそらく生まれて初めてのパーマとカット(←美容的な意味で)をしたわけなんだからな!


「そのウザったい襟足を全部綺麗にしてやろうと思ってね。
全体的な長さも毛量もあったし、刈り上げマッシュにして、軽めの縦落ちツイストスパイラルをあててみたんだ」

「何言ってるかわかんねーけど、とにかくスゲーな、慎吾!!
俺がめっちゃイケメンになったぞ!」


人ってのは自分では気付けないだけで、めっちゃ変われる要素があるんだよ。
それで変われる事で、新しい事も開けてくるんだ。

俺たち美容師は、その手助けをする仕事なんだよ。

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