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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第38章 愛のキューピッドになれたみたいだよー

「小野ー、おーい。
そろそろいいかー?」

施術も終わり、ケープも外して会計の方へ移りたいんだけど、小野はなかなか鏡の前から動かない。

気に入ってくれたのは嬉しいんだけどさ、いつまでもそこに居られても困るんだけどなぁ。


「小野、今日の目的を忘れてないよな?
早くしないと、藤村も待ってると思うよ」

「はっ
そうか、今日は藤村と…っ」

だいたいの時間を逆算して、藤村には何時にここに来てもらうかをメールしている。
多分、もう店の前にいるんじゃないかなー?


「えっと、今日の会計なんだけど。
小野的には何%くらいの出来高…」

「100%…いや、200%だ!!」

「サ、サンキュー。
でも定価より高く出来ないからさ、100%にさせてもらって、残りの100%は気持ちで貰うなっ」

「それは安いなっ」


レジを打っていると、出入り口のドアの向こうに藤村の姿が見えた。

「よし、じゃあ生まれ変わった姿で頑張ってな!」

「お、おうっΣ」

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