
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第7章 さすがに疲れちゃったよー!
――12時
今日もいつも通り、一日の勤務が始まる。
まずは午前中の売れ方を見て追加製造するものを決めて、その作業。
それから明日の準備だ。
「こんにちは。
お疲れさまでーす」
「お疲れさまー」
作業場に入ってみんなにあいさつすると、そこに今日いるはずの人がいない事に気付いた。
いつもなら、「おう、ひな坊!」ってな感じの第一声が聞こえてきそうなのに…?
「今日って、久保店長お休みでしたっけ?」
「そうそう実はね、久保店長のお母さんが急に倒れられたみたいでね…」
「ええっ!?」
久保店長は12時から閉店までの勤務である私と違って、開店1時間前の9時から13時と、17時から閉店までの変則的な勤務時間だ。
比較的お客さんの少ないアイドルタイムの時間はいないのが普通だけど、昼と夕方からのピークにはいるようになっているんだ。
「とりあえずは入院先の病院で安定したみたいだけど、今日はもう夜も来れないみたいよ。
だからちょっと作業も手間取っちゃって」
「そうなんですか…。
でもま、残ったみんなで頑張りましょーう!」
「それと、さっき予約注文が入ってね」
「え?」
