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新姉は俺のゆきずりオンナ

第2章 ゆきずりセックス

部屋に入った時、俺は佳代に提案した。
「今日は、どすけべセックスがしたい」
これは、言葉被りに見える。どすけべ=セックス、だからだ。
しかしさすが佳代は、俺の意図を汲み取ったらしく、にやりと微笑んだ。

どすけべセックス、とは、何か?

セックスには、いろいろな種類がある。
・子作り目的あるいは夫婦円満目的の、いわゆる夜の営みセックス。
・付き合っている彼氏彼女がする、いわゆる愛し合うセックス。
・性欲をジコチューに満足させる目的の、いわゆる性欲セックス。
・お互いの性欲を高めお互いに満足させる目的の、いわゆる大興奮セックス。

俺が意図するものは、この最後のものだ。
これは、別名、「酔いしれセックス」とか「メロメロセックス」とかいう。
どすけべセックスというのはつまり、男も女も理性を失って、セックスが大好きな、セックス無しでは生きていけないような人間になるセックスのことだ。

「ねえ♡そっち、下の名前、なんていうの?」
佳代の口調が、甘々になってきた。
「カイトだ」
「じゃ、カイくんて呼ぶね♡」
佳代は、もう興奮して顔を真っ赤にし舌をべろべろさせて、言った。

「そっちは、下の名前、なんていうんだ?」
「佳代」
「呼び捨てで、いいか?」
「うん♡いい♡」

「俺の名前も呼び捨てにして欲しいな?何々くんなんて、むずがゆい」
「ダメ~♡もう、わたしの中ではカイくんで定着したから♡」
定着早いな、おい。

ということで、どすけべセックスがスタートすることになった。

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