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人造人間フランくん

第1章 人造人間、作りました。

物心がついた頃には、人と違っていた。
人と違うから愛されない。人と違うから嗤われる。

そんな世界はもう嫌だ!
私は私を認めさせる為、禁忌に近い科学に手を出した。
それは――――人造人間の創造。

人間を作り出すこと、それは神に許された領域だ。
その領域に飛び込めば、きっと私も愛される。

そう思っていたけれど、でも。
こんな愛され方は聞いていない!

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