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ジェンダー・ギャップ革命

第1章 逆襲の女と家畜の男






 広さを感じていた独房は、とてつもなく狭かった。

 女がいよいよ雌の本性を剥き出す頃、亀甲縛りをえみるに指導してくれた友人達も、遊戯に耽っていたからだ。


「ぁっ……ァッアッ……あんっ、アァあぁぁん!あぁあっっ……アアアアン……ッ!!」

「イイッ……ゃッ……ァン!ァン!ああっ……待って……そっな、深いッッ……やァァんっそこ、そこ好きィィ……っッ」


 グチュグチュ。ズブズブっ、クチュ。クチュ。ピショピショぉぉぉん…………
 

 一〇八人目の女と英真の奏でる四重奏は、えみるの正気を遠ざけた。
 就業中の友人の目もものともしないで、英真は生まれたままの姿になって、しづやの膝に股を開いて座っていた。後方から彼女に抱かれて、その指を潤みに沈めて腰をくねらせている。
 女の方も、乳首に錘をぶら下げてから抗議をやめた。えみるが彼女に装着した乳首ニップルは、下方のマルカンに錘を繋げられる仕様のものだ。本体はネジで調節が利く。囚人の乳首が千切れたところで誰も困らないという理屈から、ネジを回せるところまで回したあとは、赤く勃った豆粒二つに、鉄の重力を加えていった。かくて乳房がだらりと垂れ下がった女は、そこにある種の中毒性を覚えたらしい。股間の生理現象はより顕著になって、洪水は、しづやの指を三本咥えた英真に引けをとらない。

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