
10年後の君へ
第11章 "10年後の君へ"
蒼真
「そっちじゃないッ…分かってる癖に…」
はぁ…と溜め息をつく蒼真に鳴海は…
鳴海
「そんじゃキスだけする?」
蒼真
「えっ?良いの?
でも…歯止めが効かなくなるかも…」
蒼真は少し…しょんぼり…
鳴海
「じゃあ、やめておこう」
蒼真
「えっ?」
不意に顔を上げた蒼真の唇に
鳴海の唇が重なり…静かな空間に
包まれ…誰も入り込めない…
ふたりの時間…時計の秒針の音…
このまま時間が止まれば良いのに…
キスだけで、こんなにも気持ちいいなんて…
一度、離れたと思ったら、
また吸い寄せられるように
再び重なり合う…
鳴海
「ちょっと…キスしづらい…おいで…」
鳴海は蒼真を自分の方に
向かい合わせに座らせ…
今度は先程とは違うキスの嵐を…
気付いた時には…ただ、お互い身を預け…
それ以上はせずに…抱きしめていた…
「そっちじゃないッ…分かってる癖に…」
はぁ…と溜め息をつく蒼真に鳴海は…
鳴海
「そんじゃキスだけする?」
蒼真
「えっ?良いの?
でも…歯止めが効かなくなるかも…」
蒼真は少し…しょんぼり…
鳴海
「じゃあ、やめておこう」
蒼真
「えっ?」
不意に顔を上げた蒼真の唇に
鳴海の唇が重なり…静かな空間に
包まれ…誰も入り込めない…
ふたりの時間…時計の秒針の音…
このまま時間が止まれば良いのに…
キスだけで、こんなにも気持ちいいなんて…
一度、離れたと思ったら、
また吸い寄せられるように
再び重なり合う…
鳴海
「ちょっと…キスしづらい…おいで…」
鳴海は蒼真を自分の方に
向かい合わせに座らせ…
今度は先程とは違うキスの嵐を…
気付いた時には…ただ、お互い身を預け…
それ以上はせずに…抱きしめていた…
