テキストサイズ

10年後の君へ

第12章 卒業

鳴海
「なぁ…蒼真ぁ…」

蒼真
「なっ…んだよッ…もう…
そこッ…ダメッ…触んなッ…」

鳴海
「お願いッ…俺も…イカ…せてッ…
もう…限界ッ…」

蒼真
「わざっとらしい言い方すんなよッ!!
イカせねぇよッ!!」

鳴海
「えぇ…俺も蒼真の卒業式、保護者として
"イキ"たかったのに~ぐすん…」
(悪い虫が居ないかチェック
したかったんだが…)

蒼真
「やだよッ!!来んなよッ!!
変な言い方すんのもやめろッ!」
(鳴海が来たら注目の的だろッ!!)

鳴海
「えぇ…つまらんなぁ…」

蒼真
「その代わり卒業式、終わったら…
その…すぐ帰ってくるから…」

鳴海
「蒼真の照れてる顔、可愛いなぁ」

蒼真
「ちゃんと昼飯、食っとけよ~
俺も軽く食って帰るから~」

鳴海
「大丈夫!!今は、お湯を注ぐだけの
魔法の食べ物があるからッ!!」

蒼真
「普通にカップ麺って言えよッ!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ