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10年後の君へ

第13章 幸せな時間

鳴海は蒼真の頭を両手で

優しく包み…自分から

引き離そうとした…

が、蒼真は離そうとせず…

逆に吸い付き…早くなる…

ドクドクッと脈打ち…

温度は生温かく…

味はしょっぱい…

ドロッとした白色液が

蒼真の口内の中に入っていく…

鳴海のは、まだ脈打ち…

蒼真は残さず…鳴海のを

吸い付き…絞りとる…

やっと蒼真は顔を上げ…

艶っぽい瞳に…

火照ったほっぺ…

鳴海
「蒼真…はぁ…吐き出せ…」

蒼真は素直に自分の両手に

鳴海の液体を口から厭らしく

吐き出した…

蒼真
「鳴海さん…たくさん出しちゃって

僕、嬉しいですッ…ふふッ」

鳴海
(鳴海さん…?僕…?

めっちゃ可愛い…不意打ちすぎるッ!!)

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