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10年後の君へ

第10章 お互いの本音

鳴海は安心したように…
少し顔が…和らいだ…

蒼真は鳴海の、その瞬間を
見逃さなかった…

蒼真
「…えっ?…なる…みさん…?」

そう言いながら蒼真は
鳴海の胸に顔を埋め…
そのまま意識を手放したのだった…

鳴海
「えっ…?ちょっ…蒼真…?」
(ったく、なんだよ…俺…蒼真に
他にも伝えたい事やまほど、あるつーの!!
でも、まぁいっか…
俺の事、受け入れて貰えただけでも
一歩前進だな…あとは…)

鳴海は蒼真を抱えて2階へ上がり…
自室に入ろうとしたと同時にドアが開き…

晃・岳
『おい…長ぇんだよ…ヤロー共のやり取りを
イヤホンで聞かされる身にもなれよ』

結月・いろは・果凛
『私達、腐女子的には、
もっと盛り上がって欲しかったけど♡』

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