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10年後の君へ

第10章 お互いの本音

魁斗
「俺は別にガキん時から、いつも
一緒に居たから免疫は出来てる…」

鳴海
「魁斗…その言い方ムカつくから、やめろ」

魁斗
「蒼真を泣かせたら許さねぇよ」

鳴海
「………」
(ベットの上では鳴かせてやるがな…)

鳴海
「ところで…黒江は、どこへ行った?」

結月
「う~ん…何か知らないけど前半の方で
2階の窓から飛び降りて泣きながら
出て行ったよ。」

いろは・果凛
『蒼真くんの寝顔、可愛い♡』

鳴海
「おい、蒼真の寝顔、見るんじゃねぇ!!」

晃・岳
『俺らは、もう帰るぜ…精神的に疲れた…』

鳴海
「その前に1階の方を
"10年後"に戻しておけよ」

晃・岳
『えぇ~家電製品とか
入れ替えんのマジ大変だったんだぞ~』

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