霊愛~お憑かれさま~
第5章 霊と学校
須吾の元へ駆け寄ったつもりが、辺りは薄暗く須吾の姿も見えなかった…
「どうなってんの…?!」
〔これはこれは、若いお客さんだなぁ…〕
低い声の方を見てみると、長い袴を来た狐男が立っていた
「ここは…何処?須吾は…?」
〔ここは僕が作った世界…君には霊感があるらしいね…〕
ハッとして、爪をみたが赤色ではなかった…
〔霊として見えるけど、霊として反応しないんだ…〕
狐男が片手を上げた
私の体が宙に浮いた…
「何?何何!!!」
〔お主、可愛いでなぁ…気に入った!!〕
と言うと、狐男は上げた片手を左右に動かした…
すると私の服が一枚一枚脱がされていった…
「きゃっ…なっ、何で服が…」