霊愛~お憑かれさま~
第5章 霊と学校
〔今日からお主は我の愛人じゃ…〕
狐男は近くで見ると、世の中にはこんな美しい人がいるのかと驚くぐらいきれいだった
瞳はうまいぐらいにつり上がってて、綺麗な湖の色をしていた
肌は透き通っていて宝石のようだった
髪も綺麗な黒色だった
ずっと見ていても、飽きないぐらいきれいだった…
〔我に見とれたか?〕
狐男がクスクス笑っていた
「そんなわけ…」
そんなわけ無くはないけど…
図星だ…
〔お主もきれいな体をしておるな…〕
そっと抱き寄せられた…
私が霊に触れた…