
【参加型小説】尾仁牙島
第8章 尾仁牙島伝説
「シェリー、どうしたの? もうお腹いっぱいなの?」
「え?」
右隣を振り返ると、めきゆが心配そうにこっちを見ていた。
「ううん、ちょっと考え事してただけ」
シェリーはふと、めきゆの前に置いてある大皿に目がいった。そこにはローストビーフの山盛りがあった。
「もしかしてめきゆ、それ全部食べるの?」
「ええ、勿論よ。ユウさんが沢山食べてくださいって分けてくださったの」
さすが大食いめきゆだ。
それにしてもこの細い体のどこにそんな大量の肉が入っていくのか……。
「月ちゃん、大丈夫ですか? 部屋戻ります?」
視線を更に横にずらすと、月がテーブルに伏せっていた。その隣には隼斗がいる。
「どうしたの?」
「あ、シェリーさん。月ちゃん、酔っ払っちゃったみたいで」
「そうなんだ。じゃあ私部屋に連れてくわ」
「え、いいんですか? ご飯食べなくて」
「さっき食べたもの。それにこんな時間に食べたら太っちゃうわ」
一瞬、千代の体がピクッと動いたような気がした。
「え?」
右隣を振り返ると、めきゆが心配そうにこっちを見ていた。
「ううん、ちょっと考え事してただけ」
シェリーはふと、めきゆの前に置いてある大皿に目がいった。そこにはローストビーフの山盛りがあった。
「もしかしてめきゆ、それ全部食べるの?」
「ええ、勿論よ。ユウさんが沢山食べてくださいって分けてくださったの」
さすが大食いめきゆだ。
それにしてもこの細い体のどこにそんな大量の肉が入っていくのか……。
「月ちゃん、大丈夫ですか? 部屋戻ります?」
視線を更に横にずらすと、月がテーブルに伏せっていた。その隣には隼斗がいる。
「どうしたの?」
「あ、シェリーさん。月ちゃん、酔っ払っちゃったみたいで」
「そうなんだ。じゃあ私部屋に連れてくわ」
「え、いいんですか? ご飯食べなくて」
「さっき食べたもの。それにこんな時間に食べたら太っちゃうわ」
一瞬、千代の体がピクッと動いたような気がした。
