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【参加型小説】尾仁牙島

第11章 ゲーム④ 夢の中

「ふう、腹が減ってきたな……ん?」


 鬼は灯台の階段を下りる途中で立ち止まった。なにやら肉の焼けた匂いがキャンプ場から漂ってくる。


 そこではレシピェールが狩ってきたイノシシを豪快に丸焼きにしていた。


「ふんふふん♪ ふんふふん♪ 上手に焼けました〜っと♪」

「お〜うまそうじゃねぇか! 俺にも食わせろ」

「いいわよぉ〜! ……って、鬼じゃない!!」

「あ〜やるか? じゃんけん」

「え? なにそのやる気のなさ。アタシを捕まえにきたんじゃないの?」

「その前に肉食わせろ。腹減った」

「しょうがないわね、塩コショウかけて……。ほら、かぶりつきなさい!」


 鬼はイノシシの肉にかぶりついた。そしてあっという間に全て食い尽くしてしまった。


「あら、そんなにお腹空いてたのね」


 鬼は満足したようで、そのまま去っていった。


 レシピェールは命拾いした。



 レシピェール   
 ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤
 ❤❤❤(13)



※レシピェールは場所を移動することができます。隠れる場所とじゃんけんをメッセージで送ってください。




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