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【参加型小説】尾仁牙島

第11章 ゲーム④ 夢の中

 めきゆは少し考えたあと、鐘突き棒から垂れ下がるロープを握って勢いよく振った。


 鐘は小さな音をたてて「ゴォォォン」と1回鳴った。



「やったわ! 1回鳴ったわ!」

「おめでとうございます。素敵な恋が見つかりますように」

「じゃあ、次は私ね。せ〜のっ!」


 シェリーがロープを思いっきり振ると、鐘の音が3回鳴った。


「やった!」


 しかし、勢いよく振ったがために4回目の音が鳴ってしまった。慌てて止めたが間に合わなかった。


「え〜うそぉ〜、4回鳴っちゃったあ〜! ショック〜〜!」

「シェリーってば、意外と力あるのね」

「もう一度やり直してはどうですか?」

「俺を呼んだか?」


 なんと、鬼が鐘の中から現れた。


「3人まとめてじゃんけんだ! じゃんけん、ポンッ!!」


 ユウはグー✊️を出した!
 シェリーはグー✊️を出した!
 めきゆはチョキ✌️を出した!
 鬼はグー✊️を出した!


 ユウとシェリーはあいこ!
 めきゆは鬼に負けた!


 鬼はサイコロ🎲を振った!
 めきゆは3のダメージ!
 めきゆのハート❤が3個減った!



 シェリー&ライラ
 ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤(10)
 アイテム:回復ドリンク
   

 ユウ       
 ❤❤❤❤❤(5)


 めきゆ(−3)     
 ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤
 ❤❤❤❤❤(15)



「さて、そろそろあいつを起こしにいくか……」



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