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【参加型小説】尾仁牙島

第4章 ゲーム① バスの席

 武藤はすぐに会社に連絡した。そしてスケジュールの調整をしている間に参加者たちが戻ってくると、美味しそうな匂いが漂ってきた。


「ちょっとめきゆ、買いすぎよ?」

「そう? これくらい、普通よ」


 めきゆはたくさんの買い物袋を持って戻ってきた。その中には焼きそばとたこ焼き、パンや唐揚げなどが入っている。


「あなたの身体のどこにそんな量が入る胃袋があるのかしら、不思議だわ〜」


 それをレシピェールが突っ込んでいた。


「めきゆちゃん、その前にソフトクリームも食べてたよね」

「フランクフルトも美味しそうに食べてましたよ」


 柚里と小夏も一緒に戻ってきた。その後に隼斗、シェリー、千代、勇治、月も続く。


「え〜では、皆さん、今からバスの席替えをします! 女性陣はそのまま、男性陣は一度バスから降りて、気になる女性の隣に移動してくださ〜い!」


 勇治、小夏、レシピェール、隼斗、ユウはそれぞれバスから降りた。そして順番に気になる女性の隣へと座った。


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