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【参加型小説】尾仁牙島

第7章 ゲーム② 昼食

「大丈夫ですよ、隼斗さん。山に入るのは修行で慣れていますので」


 しかし隼斗が思うよりも、月は男らしかった。


「え〜勇治も狩猟に行っちゃうの?」


 シェリーは不満そうだ。


「じゃあ狩猟班はアタシ、千代、ユウさん、勇治さん、月ちゃんの5人ね。思ったよりも人数が集まって嬉しいわ」


 千代は早速、服を着替えるためにお世話になる宿へと向かった。


「じゃあ次はBグループ、山菜班よ。この時期だったらワラビ、ヤマウドかしら。天ぷらにして食べると美味しいのよ。山菜に詳しい人いる?」

「山菜なら採りに行ったことありますよー♪」

「俺もです」


 柑橘系カップルの柚里と小夏が手を挙げた。


「山菜なら私に任せて。……って、待って。このメンバーじゃ、私ぼっちじゃない?」

「あ、僕も山菜採りに行きますよ! 詳しく知らないので、シェリーさん、教えていただけますか?」


 武藤は状況を見て、慌ててシェリーのフォローに入った。



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