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高校生の闘病日記

第12章 8/18 帰還

お腹の痛みが我慢の限界になって、
看護師さんが手に握らせてくれてたナースコールを押した。

そしたらほんとにすぐ駆けつけてくれて、お腹が痛いこと伝えたら、佐々木先生登場。


「お腹痛くなっちゃった?傷口が痛い感じ?」って聞かれたから、


力振り絞って、 
「傷口じゃない」って答えた。


先生が触診しようとしたけど、傷口にガーゼあってできなくて、とりあえず点滴することになった。


でも点滴してから何十分経っても痛み全然引かなくてむしろ強くなって、

その間に頭もかち割れるほど痛くなってきて、
またナースコール。


看護師さんと佐々木先生、木村先生も一緒に来てくれて、あまりにも私が辛そうにしてるから、強めの痛み止め入れてくれた。

それで頭痛は取れるけど、お腹の痛みは相変わらずで、それも尋常じゃなくて、


「いたーーい、、痛いよ。。。」
「いたーーーーーい!、!」

って私がずっと泣き叫んでるから、
先生と看護師さんもバタバタし出して。


「痛いよね、ちょっと検査するから。一旦眠ろうかね」って佐々木先生。


こんな状況で眠れるかー!!!って思ったけど、多分薬で眠らされた。そっからは意識ない。


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