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高校生の闘病日記

第12章 8/18 帰還

またまたその日の夜から体調悪化。

今度は熱。


震えるくらい寒くて、様子見にきた木村先生に伝えたら、なんと40度超えてることが発覚。


すぐ解熱剤入れて、


そしたらまさかの血ガス。



嫌で嫌で仕方なかったけど、

結構しんどくて抵抗する気もおきず、
ただしくしく泣いてるだけだった。


「嫌だよね。ごめんね、」って木村先生が頭ポンポンしてくれたけど、


これだけは本当に激痛。無理。本当に痛い。



それで、結構泣いたからって吸引も。


熱ある時にやること鬼すぎて、一瞬先生のこと憎んだけど、


吸引したら一気に呼吸楽になったから許した。




あ、ちなみに、解熱剤は足の甲から。


この前、一生やらないぞって誓ったことリスト全部クリア。不本意です。




それからは、ちょっと寝て、辛くなって目が覚めて、また寝ての繰り返し。


途切れ途切れの睡眠であまり熟睡できなくて、ほんとにしんどかった。


起きてる間ずっと泣いてた気がする。


言葉にするのがすごく難しいんだけど、
なんか全身に違和感あって、ほんとにだるくて重くて、自分の体が自分のじゃないみたいだった。


でも、それを説明する気力もなくて、

起きて泣いてる時に、

「どうした?どこが痛い?」
「頭?お腹?」

って色々木村先生に質問さてたけど、

首振って泣いてるだけ。



「伝えてくれないと先生わかんないよ〜」って言うけど、私もわかんないです状態。


とりあえずまだ熱が高いから、強めの解熱剤入れて様子見ようってなって、また点滴。


ちなみに、血ガスの結果は良かったみたいで、そこは安心。

手術したばかりで悪かったら萎えてさらに調子悪くなるところだったから、良かった。



ただ、その代わりこの発熱は原因不明のまま。

疲れかな?的なこと先生と看護師さんが言ってたのちらっと聞こえたけど、どうだったんだろう。


まあなんでもいいや。楽になるなら。って感じだった。


結局朝まで熟睡できず、熱もあまり下がらず、
14日の朝になってた。

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