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高校生の闘病日記

第17章 12/23 入院2日目

12/23(金) 13:00

前の投稿の後すぐ、
体が先に限界迎えたみたいで、
アラーム音が鳴り響いて看護師さんが飛んできた。


木村先生も来て、

「泣いてた?目が真っ赤だよ」って。


「泣きすぎると心臓にも負担かかっちゃうから、一回深呼吸してみよう?」って言われたけど、


超絶ネガティヴ思考に陥ってた私は、
「あ〜私って、自由に泣くこともできないのか」とか考えちゃって、それで余計に泣けてきちゃって、。


「泣かない泣かない。落ち着こう。はい吸って〜吐いて〜」って木村先生が呼吸整えようとしてくれたけど、一向に涙止まらなくて、どんどん過呼吸状態になっちゃって、

あり得ないくらい苦しくて、どんどんどんどん苦しくなって、目の前がだんだんぼやけてきて、。


「いちか!いちか!目開けててー!」って焦る木村先生の声とか、

「いっちゃんー!しっかり!手握っててー!」っていう看護師さんの声は聞こえるんだけど、


目の前は真っ暗になるし、声は出せないし、体は強張って動かせないし、あ私もう死んじゃうかもって本気で思った。




肩にチクって痛みがして、
だんだん体が楽になって、視界もはっきりしてきて、


「いちか、手握り返せる?ここどこかわかる?」って木村先生の問いかけにちゃんと反応できるようになった。




聴診とか軽く診察されたけど、

「大丈夫だから。目閉じてゆっくり寝てなさい」って言われた。


自分でも分かってた。さっきの発作は精神的なものだって。。




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