無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第24章 果凛の妄想②
僕はダッシュで本屋へ向かった…
蒼真「はぁ…はぁ…やっと着いた…
って、またもやシャッター閉まってる」
スマホの時間をチェック…
何の運命なのか…5分…過ぎてる…
蒼真「うわぁん…サンタさんに
逢いたかったよぉ~…」
僕は大声で叫んだ…
鳴海「君…ひとり…?」
僕は振り返った……が……
その人の髪型は少し襟足が長く…
サイドの髪だけを後ろで束ね…
カラコンに耳朶にはピアスをはめて…
血色も良く…大人な雰囲気…
声質は…サンタさんに似てるけど…
だけど…僕は…
蒼真「独りじゃありませんっ!!
恋人と待ち合わせですっ!!
ナンパなら他を当たってください!!」
鳴海「そう…君…
恋人と待ち合わせなんだ…残念だな…」