
無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第21章 踏んだり蹴ったり
シーーーン………
蒼真「もうっ!!
クリスマスのバカヤロー…
クリスマスなんて…大っ嫌いだぁ!!
せっかく楽しみにしてたのに~!!
どいつも、こいつも
イチャコラしやがって~
何で仕事なんて入れるんだよ~
この世にはサンタは居ねぇのかよ~
あぁ~スッキリ……するかよぉ!!」
と大声で叫んだ…
僕は本屋のシャッターを…
軽く蹴った…
思いっきり蹴りたかったけど…
シャッターに…罪はない…
僕はシャッターに頭をくっ付けた…
鳴海「ぶはっ…あはは~…」
僕は振り向いた…
僕の事を笑った人物は…
頭は、もさもさヘアーに
黒ぶち眼鏡…血色も悪く
めっちゃ防寒対策…明らかに怪しい…
蒼真「何ですか?」
僕は、ぶっきらぼうに答えた…
