無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第21章 踏んだり蹴ったり
蒼真「あっ…そうなんですね…」
と同時に…
ぐぅ~~~~~~と、お腹の音…
蒼真「あっ、すみません…」
(僕…お腹、鳴っちゃった!?)
鳴海「いや…今のは…俺の…音…」
蒼真「お腹…空いてるんですか…?」
鳴海「うん、めっちゃ空いてる…
だって三日三晩寝る間も惜しんで
仕事に没頭して何も食ってない…
しかも風呂にも入ってない…」
蒼真「えっ!?この本屋…そんなに
忙しいんですか?」
鳴海「いや…君ね…
俺を何だと思ってんの?
この歳までバイトするわけないじゃん」
蒼真「だってプレートにバイト…って」
鳴海「よく見なさい…臨時アルバイト
って書いてあるでしょうが…」
蒼真「あっ、本当だ…すみません…
てゆーか、食べてないから、
イライラするんじゃないんですか?」