無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第21章 踏んだり蹴ったり
鳴海「……………」
(生意気なガキだなぁ…)
蒼真「本職は何ですか?」
鳴海「……………」
(BL作家なんて言えるわけねぇだろっ!!)
蒼真「もう黙りですか?
ちょっと待っててくださいっ!!
ケーキを持ってきますっ!!」
鳴海「えっ!?君!!お会計っ!!」
蒼真「あっ…代金は、ここに置いて
おきます…お釣りは要らないので
すぐに戻ってきますっ!!」
鳴海「……お釣りは要らないぜ、って
言いたかったのか?
金額…ちょうどなんだけど…」
僕はダッシュでアパートまで
ケーキを取りに行って再び…本屋に…
お兄さんは本屋の前で待っていた…
蒼真「はぁ…はぁ…すみません…
待たせてしまって…」
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