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鳴海「今、終わった所だから…
待ってないよ」
(って何、俺、恋人っぽく言ってんだ？)

蒼真「そ、そうですか…」
(うわぁ…今の会話…
恋人同士のセリフみたいじゃん…)

　まさに憧れのシチュエーショ～ン…

鳴海「ね？君…大丈夫…？」

蒼真「はい…あっ、これケーキです…」

　僕は、
お兄さんに箱入りケーキを渡した…

鳴海「えっ…箱でかっ!？」

蒼真「あっ…すいません…僕の感覚で
ケーキを入れちゃって…」

鳴海「君…大食いなの…？」

蒼真「…はい…恥ずかしながら…
あっ…でも食べきれなければ
冷凍に出来ます。半解凍ケーキも、
めっちゃ旨いんですよ」

鳴海「あっ…半解凍ケーキ…旨いよな」

蒼真「そうなんです!!あと…」