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【開会式】

「…？ん…？…あれ…？…なんで…？」

　神楽は視界が眩しくて…状況を把握
するのに時間が、かかってしまった…

「ふふふ…
身体は異常は、ないみたいだけど…
覚えてないの…？」

　泡沫は笑いながら、そう言うと…

　神楽は、
ぐらっと倒れそうな所を宵闇に支えられ…

「おいッ！！大丈夫か…？」

　宵闇は、
お前らしくないな…神楽に言った…

「あぁ…悪い…てか…この場所って…」

　神楽は、やっと周囲を見渡し…
たくさんの視線を感じた…

　そう…開会式は、既に始まっており…

　玉座には左から…
【神仏の領域】の管理者である貴女様
【仙人の領域】の管理者である老師様
【妖魔の領域】の管理者である貴殿様
が鎮座しており…