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慕情

第7章 道のり…


「神楽…?
僕…元気だよ…?一人でも大丈夫だよ…?」

 泡沫は、そう言うのだが…

「念には念を…ほら…俺に凭れて…
身体がキツくなったら寝てても良いからな」

 神楽は泡沫に優しく諭した…

「はぁ…本当に大丈夫なんだけどなぁ…」

 泡沫は神楽の性格上…これ以上
言うことを聞かない性格なので諦めて…
 神楽に甘える事にした…


 無事に【仙人の領域】へ辿り着くと…

 薄雲のような霧に包まれ…奥地には
仙宮があるが…そこに立ち入れる者は…

 ごく僅か…認められた者のみ…

 【仙人の領域】の入り口で
毎年…行われるのは…人の気配すらしない

 怪しの類…鳥類や野獣…
水辺には魚類などを弓で怪しの類を射る競技

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