慕情
第17章 状況把握
「直感だッ!!」
神楽は幽蘭に一言だけ言い放った…
「えぇッ!?そんなぁ…あたし正真正銘…
女ですよ?その証拠に…ほら…神楽先輩の
為に陽物を切り落としたんですよ?」
幽蘭は自分の衣の裾を捲り…
今は無き陽物のあった部分を神楽に見せた…
「おい、おいッ!!止めろー!!
見せんな…お前…正気かぁッ!?」
神楽は青ざめて気分が悪くなっていた
「あ、あの…神楽先輩…あたしは…お前…
ではなく幽蘭です…
蘭ちゃん…って呼んで欲しいです…」
幽蘭は照れながら、そう言った…
「…悪い…」…と、神楽は呟いた…
「えっ?」幽蘭は聞き返した…
「お前…気持ち悪い…
俺の目の前から…消え失せろ…」
神楽は幽蘭に見向きもしない…