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　泡沫はコクン…ッと頷き…

「…うん…宵闇を束縛したいし…
僕を束縛して欲しい…」

　泡沫は蚊の鳴くような声で
宵闇に自分の想いを伝えた…

「…そうか…分かった…」

　宵闇は泡沫を、さらに…ぎゅっと抱き…
簡潔に、そう言った…

　それを聞いてた神楽は…

「宵闇…冷静を装ってはいるが…
鼓動は乱れておるな…？鍛練が足りぬぞ？」

　神楽はニヤリと笑った…

「うん…僕も感じた…宵闇の鼓動が…」

　泡沫の顔の表情が…ぱぁ…と、輝いた

「お前ら…それ以上、言うなよ…？」

　宵闇は神楽と泡沫に釘を刺した…

「はい、はい…分かりましたよ…
そんじゃあ…宵闇…泡沫を頼んだぞ？」

　神楽は、そう言って踵を返そうとしたら…