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Second love 【スラムダンク BL】

第5章 守るから。

鉄男「ここはいいから。早く三井を連れ出せよ。」

流川「‥‥‥‥」


鉄男の呼び声に 頷く流川。
すると 流川は立ち上がって 縛られた紐を
外して そのまま 俺の手首を掴んで
歩き出した。




無言のまま 流川はしゃべってくれないし
俺も 怖かったから 言わなかった。

やがて 流川の家らしきに着いて
「入れ」と入られて
流川の部屋らしきに連れてこられて

後ろから抱き締められた。


流川「‥‥‥‥」

三井「流川?」

流川「ごめんなさい‥‥諦めて‥‥晴子ちゃんと付き合わなければ良かった‥‥ずっと 諦めないで
ずっと あんたに告白すれば良かったんだ‥‥俺は‥‥」

三井「俺も悪いよ。恥ずかしくて 言わなかったんだからな。お前に告白されても 嫌な感じはしなかったんだ。」

流川「‥‥‥‥」

三井「でも‥‥今なら言える。」


流川の方に体ごと 向き変えて言った。


三井「お前が好き。」


すると 流川は 俺を強く抱き締めた。



気持ちいい。好きな人の腕の中にいるのって‥‥
俺ってバカだよな‥‥

流川からの告白に「俺も好き」って
言えば良かったんだ。


流川「三井さん‥‥」

三井「ん?なんだ?」

流川「俺‥‥一生‥‥あんたを守る。勿論
これから生まれてくる子供達も俺が守る。」

三井「達って‥‥俺 何人子供を生めば気が済むんだよ‥‥お前は‥‥」

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