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恋慕

第55章 演練…


 紫仙は、次は、お前らだ…
かかってこい…と、
 言わんばかりに挑発してきた…


「えっ!?天と小豆…よっわ…」


「よもや、よもや~…愛が勝たぬ…とな?」

シャン
「ちょ、ちょっと~…
僕…一応…一度死んで傀儡に、
なっちゃったから…横笛使えないよ…?
操るより操られる側になったからね?」

 と、シャンは祭を、ちらりと見た…


「な…ッ!!シャンは傀儡ではない…!!
俺は横笛なんか使えないぞ…?」

 と、四人は、あれやこれや…揉め始めた…

紫仙
「お前らが来ないなら…こちらから行くぞ」

 と、紫仙は四本の矢を弓に掛け…
攻撃してきた…

 四人は避けるのが精一杯…
 
 紫仙は
剣の舞やら胡弓や琴…横笛の音色に…
 四人は目と耳を塞ぎ…逃げるばかり…

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