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恋慕

第55章 演練…


 続けて…紫仙は…

紫仙
「まず、お前は…
爪に秘力と仙力を織り混ぜろ…感情のままに
鼓動を乱すと爪に血が滲み…
爪が、いくつあっても足らんぞ…」

 と、紫仙は弦に伝え…

紫仙
「そして、お前は…いつも、こいつを口説く
ように敵を魅了するんだ…一途なのも良いが
戦の時は命取りになるぞ…それで嫉妬で
揉めるなら…
後から、こいつを抱き潰せば良い」

 と、紫仙は朕に歯が浮くような事を伝え…

紫仙
「それから、お前は…何だ?雑念の
入りまくりな横笛の音は…下手くそッ!!
傀儡の体幹が、ふらついているぞ?
こいつに横笛を教えてもらえ…ッ!!
秘力と仙力で、お互いを回復させるんだ」

 と、紫仙は祭とシャンにボロクソ伝え…
紫仙は、衣を翻し、その場を去って行った…

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