無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

グランの手の動きが止まったかに見えた。が、ぴったりと胸に密着するタイプの衣服が邪魔なのか、それを破り、開放的にする。ルーシーの豊満な胸が露になり、突起をつままれる。

「んんっ！」
ルーシーが、ビクリと身体を強ばらせた。腰をつかんでいたグランの手が滑り落ち、腰にギリギリに引っ掛かったようなキュロット型の衣服の中へ侵入する。

片手で胸を揉みながら、もう片方の手でしばらくスパッツの上から太ももを撫でていたが、それで満足できないのかさらにスパッツの中へ入り、直に触れてくる。だんだんと真ん中の方へ近づいていき、股へとたどり着いた。

「あ……」
何をするのかを悟ったルーシーが声をあげたとき、グランは一気にこすりあげた。

「あんんっ！」
思わず声をあげる。

二ヶ所を同時に攻め立てられ、腰ががくがくと震える。何度もひだを弄ぶと、右手はやがて小さな突起を見つけた。右手は対象をそれに移すと、指で転がす。

「んはあっ…」

「気持ちいい？」

「んん…んああ…はあ、ん…」

「気持ちいいよね？」

「わ…、っんは…わ、かった…はあ…っから！…ん」

「気持ちいいでしょ？」
グランが手の動きを緩める。

「はあ…っはあっ…。…気持ちよかったから、もういいでしょ」

「気持ちいいならいいんでしょ」
そう言うと、グランはまた激しく動かし始めた。

な、なんでよ！

「あっ、んだか…ら、はあっ…」

そこで、右手は次の動きを見せた。突起から手を離し、あなへと移動した。指を突き立て、刺激する。

「あっ、ちょ…んんんんっ！も、う…じゅ、うぶん、っああ…でしょ！」

「何が？」
ニヤニヤと聞き返す。

「ここ、っんまでは…っあああ…して、んんぁ…ないっは、ずよ…。グ、ラン…」

「……え？」
グランがピタリと動きを止める。

「あたしは服の上からしかしてないし、ここまで長く激しくはしてないはずよ！もう十分フェア、それどころかやりすぎよ、グラン・モルト!!」
ここぞとばかりに一気に言い立てると、ぜいぜいと肩で息をする。

言われた当の本人は、目を丸くし、呆けている。

「グラン・モルト？」